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チュートリアル通信第14回 入学校の再選択等について

チュートリアル通信
チュートリアル通信第12回
河合塾KALSの大学院入試対策講座では、チューター制度を導入しています。授業での合格指導のみならず、受講生向け学習ガイダンス「サクセスチュートリアル」や個別相談(カウンセリング)などを通じて、進路・志望先に関すること、自主学習に関することなど、合格に向けてきめ細かくアドバイスをしています。以下は、MBAチューターから皆さんへのメッセージです。今後の受験対策のご参考にしてください!
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入学校の再選択等について



秋入試を終え、「複数の学校に合格した」という嬉しいニュースを耳にすることがありました。
これから冬入試が始まり、ますます多くの喜びの声が聞けると楽しみにしています。
複数の学校に合格された場合、どちらの学校に行くか、悩むことになろうかと思います。
入学しない学校には辞退をする必要が生じます。今回のチュートリアル通信では、この二点について取りあげたいと思います。

◎入学校の再選択
説明会や学校のホームページなど、たくさんの情報収集をして受験に臨まれたことと思います。
筆記試験時の雰囲気や面接の様子を通じて、学校に対するイメージに変化はありましたでしょうか。
複数の学校に合格しても、入学できる学校は一校です。どれか一つに絞らなければいけません。
ご参考までに、判断基準をいくつか例示します。

・ 説明会の様子、ホームページやパンフレットに記載された内容
・ 教育方針(育てたい人物像)
・ カリキュラム、授業の特色、
・ 通いやすさ(授業の開始時間、必修科目の曜日、立地、学費)
・ 教員
・ ご自身が学びたい特定分野に関する知見の多さ
・ 期待できる人脈、学生の構成(男女、年齢、業種)

判断基準は人それぞれです。講師やチューターにご相談いただくことも大歓迎です。
ぜひ、後悔しない選択をなさってください。


◎入学辞退の方法
辞退することになった学校に対し、最後まで礼を尽くすことは大切です。合格を出した面接官は、
きっとあなたの入学を楽しみにしています。感謝の気持ちをもって、辞退を伝えましょう。
辞退を伝える手段ですが、まずメールを送ることを推奨します。もちろん手紙のほうが丁寧ですが、
メールの方が学校側の事務局が返信してくれる可能性が高く、送信から受信までのタイムラグもありません。
私が一橋へ辞退をメールでご連絡した際は、入学辞退届が郵送で届き、返送するよう指示がありました。
メールの文面の例は以下の通りです。ご参考ください。

【例1】
・時候の挨拶
「時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。」
「貴学におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。」など
・名乗る
「貴大学院○○科に平成○○年度の入学を許可していただきました○○と申します。」
・辞退の旨を述べる
「一身上の都合により、入学を辞退させていただきたくお願い申し上げます。」
 経済上の理由や健康上の理由がある場合は、その旨を記述しても良いかもしれません。
・結び
 「末筆ではございますが、貴学のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。」
「最後に、貴学のますますの御発展をお祈り申し上げます。」など

【例2】
・挨拶
「お世話になっております。」
・名乗る
「貴大学院○○科に平成○○年度の入学を許可していただきました○○と申します。」
「受験番号は○○○○番です。」
・辞退の旨を述べる
「一身上の都合により、入学を辞退させていただきたくご連絡をいたしました。」
 ・結び
 「貴重なお時間を割いてご選考いただきましたのに、誠に申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いします。」

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