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チュートリアル通信第13回 合格者が教える「英語」「統計」の試験対策

チュートリアル通信
河合塾KALS 臨床心理士指定大学院講座 チュートリアル通信
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。

第13回 勉強法を確認しよう!英語・統計編
河合塾KALS臨床心理士指定大学院講座

新宿校チューター : 今井美沙


皆さん、こんにちは!さて、前回は心理学の勉強方法について紹介しました。今回は大学院試験では必須の英語と、よく勉強が難しいと言われる統計について、勉強方法をご紹介します!
皆さんの参考になれば幸いです!

英語

心理学はアメリカを中心に発展してきているため、最新の知見は英語で書かれています。そのため、最先端の知見を学ぶには英語をある程度読解できる能力が必要となり、英語の試験が大学院入試で設けられているのもこういった背景が関係しています。

英語の試験の出題形式は、和訳(部分訳/全文訳)・空欄穴埋め・概要まとめなどが主となります。
しかし、英語に苦手意識がある方も多いかと思います。また、英語になじみがある方でも心理系の英語は独特な部分があるため、読解のための対策が必要となります!それでは、その対策はどうすればいいのか?1つずつ確認していきましょう!

①英単語を覚える!

大学院受験で使われる文章は、心理学の文献・論文の一部を抜粋したものが多いです。大学受験の際の英語と最も違う点は、心理学の専門用語が多用されているという点です。したがって、まずは心理学の専門用語(テクニカルターム)の英単語を覚えることが必須です。まずは、KALSの「分野別頻出単語リスト」に乗っている単語は、しっかり覚えましょう。また、載っていないものも単語帳などにまとめて覚えてみましょう!
また、学校によっては、和英辞書を持ち込める学校もあります。しかし、持ち込める学校ばかりとは限らないうえ、何度も調べていると解く時間がなくなってしまいます。そのため、ある程度英単語の知識が必要となります。大学受験の際に使っていたような単語帳も並行して使って、一般の単語も修得しておきましょう!

②心理系英語に慣れよう!

英語は一日にしてならず!日々継続的に、英語の文章を目にすることが重要です。忙しい時でも少ない文章を訳すだけで、その後がだいぶ変わってくると思います。本当に時間がないなという時は、英単語だけでも目にしてください。まずはとにかく、英語を目に触れさせることが重要です。

おすすめは、「Hilgard’s introduction to psychology」(俗に“ヒルガード”と呼ばれています)という、アメリカの心理学の概論書です。こちらは、翻訳版が出版されていますので、照らし合わせながら自分自身で訳してみるのもいいでしょう(但し、ヒルガードの原著も翻訳版も分厚くて少々お値段張ります涙)。

③“和訳”→“理解”へ

ステップとしては、まず ①構造などに沿って和訳する、②少しでも読みやすい和訳にする、③文章に書かれている内容を理解する、という段階へ移行するイメージだと思います。文章を読んで理解し、要約させるような問題もあります。最終的には、和訳して終わりではなく、的確に内容を理解出来るようになるまで読んでおきましょう。

統計

心理学というと文系のイメージがあるかと思いますが、統計の知識も必要になります。なぜ統計が必要なのか?というと、研究・調査をするうえで使用されることが多いからです。統計の知識は、大学院入試の時だけではなく、論文を読む時・臨床心理士試験を受ける時などにも使えます。難しいため勉強から手が遠のいてしまう方も多いかと思いますが、今から少しずつ勉強しておけば後になって助けられることも多いので、基本的な点を学んでいきましょう!

①KALSの教材・授業を活用しよう

KALSの統計の授業の教材・授業は非常によくまとまっており、初学者の方にもわかりやすい内容になっています。積極的に活用して、統計の理解を深めていきましょう!「授業を聞いてもよくわからない…」という方もいるかと思いますが、統計の用語などはなじみがないことが多いのでそうなる方はとても多いです。そのため、そんな自分に落ち込まずに、わからないところはDVDを活用して、何度も復習してみましょう。

②分析の特徴を押さえよう

心理学においては、よく用いられる統計手法がいくつかあります。それらがどういう時に使えるのか?ということを押さえておくと、大学院入試でも応用になります。提示された研究の例を見て、「これには、○○分析を使えばいい」とわかるようになることを目標としましょう。
また、それぞれの統計手法には、関連のある“専門用語”があります。その言葉の意味もある程度押さえていると、対応できる問題も増えます。どんな統計手法の時に使われる言葉か?その意味はどんなものか?なども確認しながら行っていきましょう!

③何度も反復して覚えよう

統計は、なじみのない方にとっては「よくわからない!」と思うことが多いです。(私も勉強を始めた当初は、ついていけませんでした…)しかし、それに落ち込むことはありません。そういった方は、実際のところとても多いのです。1回で全て覚えようとするのではなく、何度も何度も統計も繰り返し勉強しましょう。少しずつ積み重ねることによって、「この用語は、あの分析の言葉だよね」「この研究には、この分析だ!」というように頭の中でつながりが見えてきます。わからないことは決して悪いことではないので、何度も復習して理解を深めていってくださいね(*^^*)



いかがでしたか?勉強は日々の積み重ねです。そして、そのやり方やペースは人それぞれです。ここにまとめた方法にとらわれずに、自分に合った方法を見つけていってくださいね!
風邪をひいている方も多いので、体調にはお気をつけて!

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