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チュートリアル通信第14回 自分に合わせた受験準備をしよう

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河合塾KALS 臨床心理士指定大学院講座 チュートリアル通信
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。

第14回 自分に合わせた受験準備をしよう
河合塾KALS臨床心理士指定大学院講座

新宿校チューター : 今井美沙


春の受験期はスケジューリングが重要!

春受験は、学校によってばらつきはありますが来年の1~2月に集中しています。学校によっては、春にしか受験が行われないところもあります。何校か受験を考えている方は、試験日が重ならないようにきちんと受験スケジュールを練って進めていきましょう!志望校で悩んでいるという方は、KALSの“臨床心理士指定大学院入試ガイド2015”に目を通してみて、気になる学校をピックアップしてみましょう。


自分の状況に応じて今できる準備は様々

○春受験が初めての受験となる方

受講生の方の中には、春受験が初めての受験となる方もいるかと思います。初めてのことというのは何事も緊張しますし、特にそれが受験となると尚更ですよね。しかし、今はまだ対策に費やせる時期でもあります。自分が苦手とするところがどこなのか改めて見直しを行い、少しでも苦手な部分を埋めていくようにしましょう!受験の勉強は、そうした小さな積み重ねが何より大切になります。なかには、お仕事などでなかなか勉強の時間が取れない…という方もいるかと思います。そんな時は、限られた時間の中で自分なりにできる範囲のノルマをこなすことがとても重要になります。ノルマをこなせることで、「これだけやった」という自信も生まれてくるからです。時間のマネジメントがなかなか大変ですが、短い時間の中でも少しずつ受験準備をしていきましょう。また、研究計画書の見直しも今のうちにやっておきましょう!全体の内容の一貫性は取れているか、文章でおかしな点はないか、内容に不備はないかなどなど…、早めに確認して、より質の高い研究計画書を出せるようにしておきましょう!

○春受験で再度挑戦される方
 
春受験に挑まれる方の中には、秋受験一生懸命頑張ったにもかかわらず残念な結果となってしまい、もう一度リベンジするという方もいるでしょう。秋受験後、すぐに気持ちが切り替える方もいるかもしれませんが、中にはなかなか気持ちが切り替えられず辛いという方もいるのではないでしょうか?「受かりたい」という一心で一生懸命頑張ったにもかかわらず、残念な結果になってしまうということはとても辛いことだと思います。しかし、秋受験がだめだったからといって「もう受からない」ということでは決してありません。受験生の方の中には、リベンジをして無事に合格できたという方もとても多いです。決してあきらめることはないので、合格に向けて頑張っていきましょう。

また、秋受験を経験したということをプラスに捉えることもできます。試験会場の雰囲気は、体感していないとイメージできない部分もあります。一度そういった現場を体感していると、春受験は比較的落ち着いて受けることもできます。実際の試験では思った以上に自分の弱点が見えてきます。もしそういった点が見えてきた方がいたら、それを活かさない手はありません!自分の弱点の補強に焦点を当てて、勉強を進めていきましょう!研究計画書も秋受験と全く同様のものを送ってしまうのはあまりオススメできません…。内容をガラッと変える必要はないので、文献を少し付け足す、方法を見直すなどをして、前回とは違ったものを出すようにしましょう!

○大学4年生の方

現在、大学4年生の方は試験勉強と同時に卒業論文の執筆があるかと思います。提出の時期も近づいてくるため、これからの季節はその追い込みなども行わなければいけません。そのため、試験勉強と論文執筆の時間をどう両立するか?がとても重要になってきます。とはいえ、この2つを両立することはとても大変…。どちらか一方をこなすだけでも、かなりの労力を使いますよね。そのため、両立が難しいのであればどちらか一方に専念するということも、重要な選択になります。多くの場合は卒業論文の提出が先なので、そちらを優先する方もいるかと思いますが、試験勉強をもう少しやりたい!という方は勉強の比重を大きくしても良いかもしれません。その一方で、「どちらか一方に絞るのは、不安…」という方も多いかと思います。そんな方は、勉強と論文の両方に少しずつ手をつけていくのが良いかと思います。どちらにしても、一番重要なのは、自分に合ったバランスのとり方を見つけて取り組むことです!また、卒業論文は指導教員とのやり取りも重要になるので、相談をしながら進めていきましょう!

来年以降の受験を考えている方は?

次の春受験は受けずに、来年度以降の受験を考えているという方も多いかと思います。心理学初学者で準備をしっかりしてから臨みたいと思っている方、大学3年生の方などがこれに該当するかと思います。まだまだ受験まで期間はありますが、だからこそこの時期に準備を進めていくことが大切です!今から準備をしておくことで、余裕を持って試験に臨むことができます。この時期から皆さんがやっておくべきことは、以下のことがあります。

自分が何をしたいのか(何を研究したいのか)を見極めておく

大学院受験の際には、“研究計画書”というものを提出することが多くの大学院で求められます(専門職大学院の場合は例外です)。この研究計画書とは、自分が大学院に入って行いたい研究の概要をまとめたものになります。研究計画書の内容は、主に“自分が関心がある事柄”に関するものになるかと思います!なぜ、これを今から考えておく必要があるかというと、志望校の選択などにも大きく関わってくるからです。志望校を選ぶうえで大切なポイントは、“自分の研究テーマの指導をお願いできる先生がいるかどうか”です。しかし、この研究テーマを絞る作業はやってみるとなかなか骨が折れ、時間もかかります。自分がどんなことに興味を持っていて、それをどんな形の研究にするか…、簡単なようでなかなか定まりません。そのため、今からそのことについて考えておき、ある程度固めておくことが大切になります。そして、ある程度テーマが決まったら、それに関連する論文や専門書などを見て、どんなことが今現在研究されているのかを確認してみるのもいいでしょう。漠然としていたテーマの中で、キーとなるポイントが見つかるかもしれません。

心理学の概論を学び始める

続いては勉強ですが、まずは概論書などを何冊か目を通して心理学の分野ではどういったことがわかっているのか?ということを概略だけでも掴んでおきましょう。概略がつかめると、自分が勉強すべきことが明確になってきます。もし余裕があり、少し自分の実力を確かめたい!という方は、“心理学検定”というのを受けてみるのも良いかもしれません。 内容は院試と比べて難しめでテキストも難しい印象を受けるかもしれませんが、勉強してみると心理学の基礎的な知識がある程度つきます。「何それ?気になる…」という方は、HPや本屋さんにおいてあるテキスト・問題集などを見てみると参考になるかと思います。また、もう「概略は掴めている」という方は、前回のチュートリアル通信でお勧めした“用語説明ノート作り”を始めてましょう。ノート作りは思った以上に時間がかかるので、今から少しずつ積み重ねていくことも大切になります。

参考:心理学検定HP http://www.jupaken.jp/

次回は「勉強の密度をあげよう」

いかがでしたか?皆さん一人一人違った状況がありますので、自分の状況を見極めながら、準備を進めていってください!
また、秋からKALSの受講を始めた方も多いでしょう。受講開始時は何かと不安が多いので、何か気になることがあったら、チューターまでいつでも相談にきてくださいね♪


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