学士編入と一般受験どっちがいいの??Part.1
医学部学士編入
こんにちは!河合塾KALS医学部学士編入講座です。
今回は、KALSがお客様からもよく聞かれることのある、学士編入と一般受験のどちらで医学部を目指す方がよいのか
という質問にお答えいたします!
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◆ 多くの人が選択に悩む「一般」と「編入」
KALSにご相談に来られる方でよくあるご質問があります。それは、次のようなものです。
「編入試験と一般試験だったらどちらが可能性がありますか??」
「編入試験と一般試験を両方考えているのですが、可能でしょうか??」
このように聞かれ、医学部学士編入講座を運営しているKALSとしては、「もちろん、編入の方がいいですよ!」とか
「編入に絞った方が断然有利ですよ!」と言いたいところではあります。
ですが実際KALSではいつもこう答えています。
「ご自身の状況によります。ですが、どちらもいっぺんに対策することはお勧めしません。」
理由をこれからご説明します。
◆ 全く異なる試験内容
まず第一に、編入試験と一般試験では、試験科目や試験形態が全く異なります。
下記の表は国公立の医学部を目指すにあたって、編入試験と一般試験の主な試験科目・重要科目・面接における両者の違いをざっくりとですが比較したものです。
<編入試験と一般試験の違い(国公立)>
編入の試験科目は前回までのブログでご紹介したとおり、生命科学や英語がメインの科目となり、他の物理や数学などと比べても、
この2科目の試験におけるウェイトが高くなります。
一方、一般受験についてはまずはセンター試験で、最低でも85%から90%くらいの得点が求められます。
一般に医学部受験生は理系の方がほとんどで、そこではほとんど差がつかないことが予想されます。そのため、理系生がどちらかといえば苦手とする、
センター文系科目(つまり地歴・公民・国語など)でいかに稼げるかがポイントです。
そして、二次試験では数学や化学などの理系科目が中心となり、。
科目だけ見ても、編入は生命科学と英語、一般はセンター文系科目や数学や化学と、重要科目が全く異なり、
どちらとも合格を見据えて対策をするとなると、かなりの負担です。
言うまでもなく、学士編入試験にせよ一般受験にせよ、医学部受験には全国から優秀な人材が集ってきます。
ほとんどの方は、どちらか一方に集中して時間をかけて対策をしています。
その中で競争に勝ち抜こうというのですから、どちらも片手間では厳しい戦いになることが予想されます。
(中には野球の大谷選手のようなすごい人もいるかもしれませんが・・・)
◆ 得意科目で判断する
両方の対策が難しいのは分かったけど、じゃあどっちに絞ったらいいの?
という方は、まずは自分に合っている科目で判断する方法が第一にあります。
先ほどの表を参考に、英語や生命科学といった科目を集中して学ぶ方が合っているという方は、学士編入の方がいいかもしれません。
センターのように広い範囲に渡って勉強したり、数学など理系科目に自信がある方は一般受験の方が合っているかもしれません。
また、編入試験は一般入試に比べると面接が非常に重要になります。
目的意識が高く、コミュニケーション能力の高い方は、学士編入が向いているかもしれません。
◆ その他、いろいろな要素で見る「編入」と「一般」の違い
その他にも、倍率や日程、情報量の違いなど、
編入か一般かを判断する要素はいくつかありますが、長くなりますので
次回、それらについて紹介しようと思います!
次回は『学士編入と一般受験どっちがいいの?? part.2』です!
河合塾KALSの医学部学士編入フェアもぜひお越しくださいね!