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蒲生チューター(新大阪校)第11回「大学院生活についてについて」

チュートリアル通信
大学院生活について



大阪校 心理系チューター 蒲生

 みなさんこんにちは。新大阪校の蒲生です。
今回は「大学院生活について」です。みなさんは大学院に入ってからの生活をどのくらいイメージできていますか?
週何日大学院に行くのか、どの程度実習に行くのか、アルバイトはできるのか、どのくらい忙しいのか…など、いかがでしょうか。

大学院に合格した後には、2年間の大学院生活(博士課程も考えていればそれ以上)、資格試験と続いていきます。
また大学院生活をイメージすることは、志望校選びにも影響します。そこで今回は大学院生活の実際についてお伝えしていきたいと思います。
 
ただこれからお伝えする内容はごく一般的な部分であり、スケジュールは大学院によって異なるところが大きい、ということは頭に置いておいてくださいね。事前に説明会に参加し確認するなど、「知らなかった」とならないように必ずご自身で情報収集しておくことをお勧めします。
また今回は分量の関係もありますので、昼間の通学を基本とする大学院についてお伝えしていきます。






◆大学院の生活とは

大学院の生活は、大きく分けて授業、実習、学会等への参加、自習、修士論文作成に分けられます。
大学院1年目の間は、主に授業、自習、修士論文作成に時間を割くことが多いです。
授業では心理職に必要な知識を詳しく学んでいきます。ただ大学院では、学生が事前に調べてきたことを発表する形式の授業が多いため、授業時間と同じくらいに自習の時間が必要です。
また修士論文についても1年目から準備していくことが多いようです。
ですので大学院1年目には、週5日大学院に行くことの方が多いと思っておいて良いでしょう。







◆自己管理しながら勉強を

入学後から半年経つと、実習が始まっていく大学院が多いです。実習には、学内の相談室でのカウンセリング実習や、学外施設での実習が含まれます。各実習が始まると、座学の授業以上に自習時間が必要になります。例えばカウンセリングの実習で考えると、実際のクライエントさまを相手にします。

毎回のカウンセリングについて指導を受けるために資料を作成したり、カウンセリングに必要な知識や技能を新たに学んでいく責任もあります。
私自身は1回1時間程度のカウンセリングにつき、その後の自習時間は3時間以上だったように思います。また土日には学会参加などもあります。

ここまでお話すると、大学院生活は忙しいイメージになったかもしれません。アルバイトについても、大学院によっては難しいところもあると思いますし、できても週1~2回程度かもしれません。
また大学院では、自分で学ぼうとすればするほど忙しくなっていきます。反対に考えると、ある程度自分でコントロールできる時間も多いです。
ですので、しっかり自分でスケジュールを調整しながら、自分のために、今後お会いしていくであろうクライエントさまのために、自己管理をしながら勉強していくことが大切です。