2018年MBAチュートリアル通信

チュートリアル通信第1回 国内MBA合格者が語る!受験勉強について

チュートリアル通信
国内MBA合格者が、試験の仕組みや国内MBA対策、MBA取得後などについて語るチュートリアル通信
河合塾KALSの大学院入試対策講座では、チューター制度を導入しています。授業での合格指導のみならず、受講生向け学習ガイダンス「サクセスチュートリアル」や個別相談(カウンセリング)などを通じて、進路・志望先に関すること、自主学習に関することなど、合格に向けてきめ細かくアドバイスをしています。

河合塾KALSの国内MBA・MOT対策講座

第1回 自己紹介


◎はじめに
今年は、戦後70年とともに、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件発生から20年と、日本を大きく揺るがした出来事の節目となる年です。ハーバード大学でMBAを取得し、現在、楽天株式会社の代表を務める三木谷CEOはかつて阪神・淡路大震災を経験し、目の前で無残にも横たわる多くの遺体から人の命は有限であること強く感じ、いつ訪れるかわからない死を思い、起業することを決意したそうです。当時高校生だった私も当時住んでいた神戸で被災し、通学の都合上、一時期京都で過ごしました。厳しい環境のなかで培った経験は、将来必ず活かされると思います。

皆さんの中にも大きな覚悟でMBAを目指される方もいらっしゃると思います。今の気持ちを忘れることなく、大きな夢を持ってともにがんばっていきましょう。私も微力ながら皆さんのお手伝いをさせていただきながら、短い期間ではありますが、これから皆さんと切磋琢磨してがんばっていこうと思います。よろしくお願いいたします。


◎受験勉強について
皆さん、改めましてこれからの半年間もしくは1年間、MBAチューターとして皆さんをサポートしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

ここで、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。私は、2001年に某会計事務所に勤務したのち、アパレルメーカーから商工会議所を経て、2013年に早稲田大学ビジネススクールに入学しました。今年無事にMBAを取得し、現在は会計事務所系列のコンサルティング会社でM&Aや企業再生に関するアドバイスを担当しております。

MBAで得られたことは単に戦略論や組織論と行った経営に関する専門知識だけでなく、ともに学んだ仲間や指導を受けた教員との幅広いネットワーク、そして2年間学業と仕事の両立を成し遂げたという自信を得ることができました。皆様もぜひMBAで様々な経験が得られることを願っております。

MBA受験対策で最も重要なポイントは、タイムマネジメントだと思います。新卒学生の方は大学のゼミや卒論など、社会人の方はお仕事などで、受験勉強の時間を確保することは容易ではないのではないかと思います。しかし、合格されている方の多くは、タイムマネジメントの重要性を理解し、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを発揮することができたと言えます。学生の方、社会人の方、それぞれ受験される立場は違うと思いますが、勉強できる時間を少しでも多く、確保することをお勧めします。

時間の確保に見通しがついた方は、志望校の選択や勉強方法について、私がお勧めする勉強方法を次号でご紹介したいと思います。
MBAチューター