MBA合格者インタビュー

MBA合格者インタビュー

MBAの合格者のインタビューを紹介!

KALSの講座を受講し、見事合格を勝ち取った受講生のインタビューを紹介します。MBAを目指したきっかけ・今後の目標から、勉強法・仕事との両立についてなど試験対策についてまで、丁寧に質問にお答えいただきました。ぜひご一読ください。
■2017年度 合格者インタビュー
■2016年度 合格者インタビュー

■2015年度 合格者インタビュー
    2017年度 合格者インタビュー

    一橋大学大学院 経営管理研究科 経営管理プログラム

    インタビュー男性
    職歴
    東京農工大学農学部
    医療機器メーカー 経営企画(2017国内MBA・MOT スタンダードコース[4月生]を受講)

    合格

    一橋大学大学院 経営管理研究科 経営管理プログラム
    首都大学東京大学院 経営学研究科 経営学専攻 経営学プログラム



    MBAを目指すようになったきっかけを教えてください。

    受験した年の3月頃、現職の経営企画部長に推薦され社長面談に臨んだ際、社長からMBAを薦められたのがきっかけです。私は理系出身なので経営に関する知識を体系的に学んだことがありません。実務に頼った学習だけでは知識が偏ってしまうことを懸念していたところでした。業務は多忙でしたが、この年がちょうど40歳になる節目の年でもあったので、思いきってチャレンジすることを決意しました。

    仕事と受験勉強をどのように両立されていましたか。どのような時間配分で勉強されましたか。もし、ストレス解消法などありましたら、お聞かせください。

    本業が経営企画なので、仕事で必要な知識と受験に必要な知識の重なりが多くインプットの面では、それほど負担を感じませんでした。しかし、アウトプットの面ではKALSの課題や研究計画書を作成するための時間を捻出する必要がありました。それまで、オンとオフの境目なく仕事を家に持ち帰る習慣(?)があったのですが、メリハリをつけて仕事をするように心がけるようにしました。平日昼は仕事、それ以外は受験勉強に充てるよう調整しました。

    志望校、研究テーマはどのように決定しましたか。研究計画書の作成や志望校の決定で難しい側面などありましたら、それをどのように克服したかお聞かせください。

    全額自費で学費を賄う方針でしたので、家族会議の結果として国公立以外のビジネススクールは基本的にNGでした。とはいえ、なんの比較もなしに選択肢の少ない国公立から志望校を決めるのも乱暴ですから、可能な限り私立の説明会にも足を運び情報収集しました。この時に得た知見が、研究計画書や面接対策に役立ちました。また、仕事や生活との両立を考えると、勤務先からの通いやすさは重要な要素でした。研究テーマは中長期的に仕事で向き合う事になりそうな課題を選びました。自身の関心事と仕事上の課題に解離が少なかったので、あまり悩みませんでした。

    筆記試験や面接試験など感触はいかがでしたか。お勉強方法の中で合格のポイントはどこでしたか。

    出題傾向が定まっている首都大は過去問で対策を図っていたので筆記試験への手応えは十分ありました。一方、一橋大は夜間プログラムの開設初年度ということもあり、予測ができない中で解いた問題に手応えを一切感じられませんでした。首都大は筆記試験の直後に面接試験があったので、筆記試験で得た自信をもったまま面接に臨めました。一方、一橋大の面接試験は筆記試験合格のサプライズを持って臨むことになりましたが、スケジュールの関係で首都大の面接試験を先に終えていましたので、そこで得た反省点を踏まえた改善策を講じられたのが大きかったと思います。試験対策と金銭的負担は増しますが、「複数校受験」は必ず合格するための大きなポイントです。

    最終的にどこの大学院に進学しますか。そして、その理由をお聞かせください。

    期限ギリギリまで悩みましたが、一橋大に進学することを選びました。首都大は研究テーマとの親和性の高さが期待できる点と費用面で一橋大に勝っていました。しかし、夜間プログラムに後発参入した一橋大の狙いや、「1期生」として集まってくるクラスメイトに興味があり一橋大に進学することにしました。もちろん、一橋大にはフルタイムプログラムの実績はありますから、教育レベルの高さについては信頼できました。

    KALSに通うことにしたきっかけについてお聞かせください。

    私は過去に学部と異なる大学の大学院へ進学した経験があります。内部進学に比べて外部生のチャレンジはハードルが高いという過去の経験から、大学院への進学が情報戦であることを知っていました。はじめはWebにある情報や学校紹介をまとめた雑誌などを読み情報収集を図りました。しかし、「受験」というプロジェクトから長く遠ざかっていることもあり、専門家の教えを受けたいと考えるようになりました。MBA取得のための大学院進学を支援する事業者は少ないながらもいくつかピックアップできましたが、河合塾ブランドに勝る事業者は見当たりませんでした。KALSの入学説明会に参加し、講師のレベルの高さやスタッフの方々の手厚いサービスを体感し、KALSに通うことを決めました。

    KALSの教育システムや授業で印象に残ったことは何ですか。

    2つあります。1つは、原稿用紙を介した講師との熱いディスカッションです。論述ファンダメンタルと論述アドバンスでは小論文を執筆する課題が出ます。課題では、規定の文字数で自分の主張したいことを明瞭に表現することが求められます。仕事の性質上、文章を書くことには慣れているつもりでしたが、ビジネス文章と小論文の違いを講師の添削指導により突きつけられた感があります。納得のいかない添削については講師に質問しました。こうした講師とのやり取りを通じて受験に求められる文章力が鍛えられたと思います。もう1つは、現役のMBA生とコミュニケーションする機会が多いことです。現役MBA生であるチューターとの距離が近く、また、KALS卒業生や学校紹介に訪れたMBA生と懇談する機会が多く提供されます。この機会を活かせるかどうかは自分次第ですが、独学では得ることができないナマの情報を得ることができるので、志望校の選択や入学後の生活など様々な不安を取り除くきっかけになります。

    これからの目標をお聞かせください。

    短期的にはスケジュール通りに2年間で修了し学位を得ることです。もちろん、学位取得だけがビジネススクールに通う目的ではありません。しかし、現在の生活が成り立っているのは家族や職場の支援があってこそ。自分は2年で学位を取得することにコミットし、周囲との信頼関係を維持したいと考えています。中長期的には2年間の学びを現職の経営課題へ落とし込み、経営幹部の一人として事業の業績向上と企業価値の向上に貢献することです。経営企画部長として期待されているバリューを発揮して、自社の経営レベルを次のステージへ高めていきたいと考えています。

    最後にこれから大学院受験を目指す方々へメッセージをお願いいたします。

    ビジネススクールで習得するナレッジの多くは書籍でも拾うことができます。世の中には、働き盛りのビジネスパーソンが成長するうえで、2年間という貴重な時間を座学に投ずることの是非を問うた「MBA不要論」もありますが、ここまで文章を読んでくださった皆さんの期待に応える学びと経験がビジネススクールにはあります。チャレンジした後悔よりチャレンジしなかった後悔のほうが大きいと思います。受験するかどうか迷っている方は是非チャレンジしてください。
    2016年度 合格者インタビュー

    慶應義塾大学大学院 経営管理研究科

    インタビュー女性
    職歴
    私立大学文系学部 4年生 (一橋・神戸コース[4月生]を受講)

    合格

    慶應義塾大学大学院 経営管理研究科

    MBAを目指すようになったきっかけを教えてください。

    起業に失敗したことがきっかけです。

    対策はどのようにしましたか?

    小論文対策を4月から。KALSの授業での課題全てにおいてB評価以上を取るまで答案を提出し、添削していただいた。また、勉強で分からないことがあるときには積極的に質問をしてお答えいただいた。

    今後の具体的な生活設計について教えてください。

    大学学部卒業からそのまま進学。学費については私費と奨学金で対応する予定です。

    KALSの授業や教材など教育システムで印象に残っていることはありますか?

    講義とディスカッション(グループワーク)両方があったことが印象深かったです。授業でインプットだけでなくアウトプットもできたので非常に刺激的でした。

    KALSの研究計画書指導や添削についての感想をお聞かせください。

    研究計画書指導については、期待をはるかに上回るほど丁寧に添削していただいた。具体的にどのように研究計画書を改善すればいいかわかるので大変参考になりました。
    課題の添削については、各課題は3回まで提出できるので、全ての課題において妥協なく徹底的に向き合うことができ、そのおかげで入試本番でも自信を持つことができました。

    KALSのその他サービスについて何かありましたら感想をお聞かせください。

    チューターのカウンセリングについて、ほぼ毎週カウンセリングに行かせていただいた。カウンセリングによって力を大幅に伸ばしてもらったと感じています。勉強法・面接対策や研究計画書のブラッシュアップ、モチベーションの維持など受験で必要なこと全般について面倒を見ていただいた。

    これから受験される方へのアドバイスをお願いいたします。

    先生やチューターと積極的にコミュニケーションをとってほしいです。私はそうすることで自分に足りていない能力が何かわかったり、志望動機などの思考面のブラッシュアップができました。先生やチューターを信じて言われたことを素直に実行すれば結果を出せると感じています。

    一橋大学大学院 商学研究科 大阪大学大学院 経済学研究科グローバルマネジメントコース

    インタビュー男性
    職歴
    私立大学文系学部4年生 (WEB通信 京大・KBSコース受講)

    合格

    一橋大学大学院 商学研究科
    大阪大学大学院 経済学研究科グローバルマネジメントコース

    MBAを目指すようになったきっかけを教えてください。

    経営コンサルタントとして働くためには経営学に関する専門性が必要ではないか、と考えた事がきっかけです。

    対策はどのようにしましたか?

    TOEFLの勉強は、大学三年次4月から4h/1dayを一年間行いました(専門科目は3h/1day)。それ以降は英語力が落ちない最低限の勉強をし、専門科目に集中しました。(英語-2h/1day、専門6h/1day)小論文に関しては、論述の答えについて覚える必要は無いと講義でお話されていましたが、私の場合、論述問題の答えを覚えきる事によって「書く」という能力が洗練された気がします。恐らく覚える事によって、理想的な論理の展開法、自然な文と文の接続、適切な言葉の配置、語彙力、豊富な具体例、それらが自然と備わって「書く」という能力が洗練されたのではないか、と思っています。文の丸覚えではなく、上記の事を意識すれば、単なる暗記でも効果が望めると思います。

    KALSの授業や教材など教育システムで印象に残っていることはありますか?

    期限をオーバーして研究計画書を出したにも関わらず、出願日前日に丁寧な添削とともに返却してくださった事は本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

    これから受験される方へのアドバイスをお願いいたします。

    新卒の場合、周囲の友人がちょうど就活が終わり落ち着いている頃に院試が始まり、不安や焦りで押しつぶされそうになりますよね。 しかし安心してください。KALSのカリキュラムは志望校合格に向けて合理的に設計されています。信じましょう。教わった通りに熱意を持って完璧に課題を遂行するのみです。 阪大と一橋に合格しましたが、KALSでの学びは特に一橋で猛威をふるいました。一橋受験の方は是非KALSを利用してください。KALSを受講していない一般受験生と比べて一線を画する文が書けます。 一橋の英語は正直なところ簡単です。TOEFLの勉強をしていれば全く問題ありません。
    2015年度 合格者インタビュー
    慶応義塾大学大学院 経営管理研究科、早稲田大学大学院経営管理研究科、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科 合格者
    インタビュー女性
    出身大学
    上智大学(文系)

    職歴
    2012年〜 小売業(ファッション)

    進学先
    慶應義塾大学大学院 経営管理研究科

    MBAを目指すようになったきっかけを教えてください。

    新卒で入社した会社を退職し、父の経営する婦人服小売業の会社に入社したためです。将来、父の会社を継ぐ予定なので経営に関する基礎知識や物事を深く思考する力を身につけたいと思いMBAの大学院へ進学することにしました。

    大学院受験で一番やりがいのあったこと、難しかったことは何ですか?

    一番やりがいがあったことは、授業で学んだ内容を踏まえて新聞やビジネス誌の記事を読んだ時に、今まで点と点だった知識が結びついていく実感があったことです。また、今まではあまり接点がなかった、MBAを目指している方と一緒に学ぶことができたことも刺激となり、やりがいになりました。

    難しかったことは、論理的に自分の考えを説明することでした。特に小論文では一貫性のある骨子を短い時間で組み立てなければならず、出来るようになるまで苦労しました。しかしKALSでは先生が小論文を熱心に添削してくださるので、小論文を何度も書き直すことで論理的に考える力を鍛えることができました。

    仕事と受験勉強の両立はどのようにしましたか?また、どのような時間配分で勉強したか?

    会社の人には私がMBAの大学院への進学を目指していることは伝えていたので、できるだけ定時に帰るようにしていました。仕事から帰ってきた後は毎日1時間くらい教科書を読んだりしていました。週末は、土曜日は授業の前に前回の復習と予習。日曜にはKALSのオンライン授業を受講。授業は週末に観るようにしていました。
    大学卒業以来、まとまって勉強するのが久しぶりだったので最初は辛かったですが、だんだんペースがつかめてきた気がします。

    志望校と研究テーマの選定について教えてください。

    志望校はを選定する際に3つの基準がありました。第一に、グローバルな視点を養える環境が整っていること。第二にファミリービジネスについて学ぶことができるコースや授業があること。第三に、学校の雰囲気が自分にあっているかです。上記のポイントを確かめるために、HPを見るだけでなく、早めに説明会にいったり学校に直接行って話を聞いたり、自分の足を使って情報を集めることも大事にしていました。
    研究テーマは今の会社の課題やこれから改善していきたいことを、いくつか挙げるところから始めました。その中で先生に相談にのっていただきながら、自分が1番興味があるテーマで、面接で聞かれても背伸びをしすぎず、地に足をつけて回答ができるテーマを選びました。
    難しかったことは、研究テーマを選定したあと自分なりの仮説を立てるというプロセスです。仮説という概念が、なかなか自分の中で消化できず試行錯誤していたのですが、何度も成塚先生が相談にのってくださって、だんだん形が見えてきたように感じました。

    筆記試験や面接試験などの感触はいかがでしたか?

    慶応義塾大学は筆記試験が例年に比べて素直な問題だったので、たぶん大丈夫だろうなと思いました。しかし面接では、模擬試験で準備した内容にはほとんど触れられず上手く答えられたか不安がのこりました。特に具体的な企業名を挙げて、自分が経営者だったらどうするのか?という質問がいくつかあったのですが、今まで経営者という視点で物事を捉える訓練をあまりしてこなかったので難しいなと考えると同時に、これからMBA取得を目指すにあたり、常に経営者としての視点というのが大事になるな、と改めて感じました。

    明治大学は面接のみでしたが、模擬面接と同じような質問が多く終始穏やかな雰囲気でしたので良い感触でした。

    早稲田大学の筆記試験は、過去問で多かったグラフから読み取りストーリーを作る形式ではなく、新聞記事が与えられてその中から読み取れることをまとめる形式でしたので、素直に回答できればきっと大丈夫だという気持ちがありました。しかし素直な問題だったので、受験生の中でレベルの差がつかないのではと考えて少し不安もありました。また早稲田は筆記試験から通過通知まで期間が長いので、気持ちを保つのが結構大変でした。面接では、3対1でした。その中で、1人の先生が私の回答に否定的な考えをぶつけてくるという感じでしたが、模擬面接でも先生やチューターの方からたくさん突っ込みを入れていただく練習をしていたので臆することなく回答できたと思いました。

    合格のポイントはどんなところだと思いますか?

    合格のポイントは、なぜMBAを目指したのか。何を学びたいのか。今までの経験をどのように活かしていくのか、ということをストーリーにして語れるようにすることだと思います。ストーリーにして語れることになることで、面接でどこから突っ込まれても臆することなく回答できるようになると思いますし、面接官の方にも私からのメッセージが伝わりやすくなるのではと思いました。

    最終的にどこの大学院に進学しますか?また、それはなぜですか?

    どの学校も素晴らしい学校ですが、慶応義塾大学に進学することにしました。
    理由は2つです。第一に、カリキュラムがガッチリと組まれているので基礎力と深く思考する力を鍛えることができると考えたこと。第二に、頑張れば世界の一流学校に留学できる環境があることです。

    KALSに通うことにしたきっかけを教えてください。

    大学院に進学しようと思った際にに、どのような試験があるのか、どのような対策をしたほうが良いのかということが全く分からなかったので、MBA・受験というキーワードで検索してみました。その中で、いくつか候補はあったのですが、説明会でお話をお伺いした時にカリキュラムがしっかりしていて小論文対策が出来そうな点や先生がとても熱く語っているところをみて、ここなら頑張っていけそうだなと思い、通うことを決意しました。

    KALSの教育システムや授業で印象に残ったことはありますか?

    教育システムで印象に残ったのは、毎回の授業で小論文を書いて何度も添削してくださるところです。書き直しをした分も全てコメントを下さるので、そこを改善しながらどんどん自分の回答をブラッシュアップしていくことができました。
    また講義動画を自宅で何度も見ることが出来るので、理解が足りないところは重点的に補強できるのも魅力的でした。

    これからの目標を教えてください。

    2年間、MBA取得のためにみっちり学んだ後、MBAで学ぶ機会をくれた会社に恩返しをするために、会社を更に活性化させていくと共に、既存の事業とは違った新しいビジネスを始めていきたいと考えてます。

    大学受験を目指す方へのメッセージをお願いします。

    社会人の方はお仕事と、学生の方は学業との両立が大変だと感じることがあるかもしれませんがKALSは本当に面倒見がいいので諦めないでチャレンジしてください。今まで出会えなかった、同じ志を持つ方と切磋琢磨できる環境があるので、KALSを信じていけばきっと合格できます!これから受験を目指す方を応援しています!

    サンプル画像
    インタビュー女性2
    出身大学
    小樽商科大学(文系)

    職歴
    2013年〜 メーカー(人事)

    KALSでの受講形態

    2015 国内MBA・MOT 早大・大阪市立大コース(5月生)

    MBAの大学院を目指すようになったきっかけから教えてください。

    2013年に異業界から転職し、これに伴い職種も営業から人事に変わりました。人事は、従業員の生活や人生に影響が大きい仕事だと実感しました。このような重大な仕事を経験や勘で進めることは人事として責任を果たしていることになりません。
    自分が十分な知識を持ち、根拠のある判断をできるようになるべきだと考えたことが大学院を目指すきっかけです。

    大学院受験で一番やりがいのあったこと、難しかったことを教えてください。

    受験勉強を通じて知識が蓄積されていくことが快感でした。学生時代は覚えた知識がどう生かされていくか分からないまま勉強していたので苦痛を伴いましたが、社会人を10年以上経験してからの勉強は、理解力が増しているため、どんどん吸収でき、とても楽しかったです。
    難しかったことは、正解が無いことです。大学院受験はつまるところ「自分の考えをいかに分かりやすく論理的に述べるか」のトレーニングなので、勉強により身に付いた知識の活用方法や解釈がこれで良いのかと不安は常にありました。

    仕事と受験勉強をどのように両立されていましたか?

    仕事は手を抜かずに行いました。ただ、受験に支障が出てはいけないので、急を要さない大幅なストレッチ(自らの手で組織改革、経営陣への提案など)は意図的に控えました。また、今抱えている業務を見直し、止めても支障がない仕事は捨てる、代わりのものにするなど工夫をしました。

    どのような時間配分で勉強されましたか?

    受験直前に焦るのは嫌だったので、勉強を習慣化させるため、平日4時間・休日6時間のペースは早い段階で作りました。
    平日は、朝出社前に1時間、帰宅前に3時間(カフェなど)、休日は、時間のある時に6時間を細切れで実施していました。

    ストレス解消法などありましたら、お聞かせください。

    私にとってのストレス解消法は勉強でした。遊びに行ったり飲みに行ってしまうと罪悪感でよりストレスが溜まる性格なので、あえてストレス解消に特別な何かをする、ということはしませんでした。
    また、当社では企業派遣で海外MBAの取得を支援しています。そこを目指している方たちの凄まじい勉強に比べれば大したことはないと思い、自分の勉強が継続できました。

    合格のポイントはどんなところだと思いますか?

    合格のポイントは、なぜMBAを目指したのか。何を学びたいのか。今までの経験をどのように活かしていくのか、ということをストーリーにして語れるようにすることだと思います。ストーリーにして語れることになることで、面接でどこから突っ込まれても臆することなく回答できるようになると思いますし、面接官の方にも私からのメッセージが伝わりやすくなるのではと思いました。

    志望校はどのように決定しましたか?

    早稲田大学は組織や人材について専門的に学べるプロフェッショナルコースがあるため、自分の大学院志望動機に最もフィットしており、第一志望となりました。ここに行きつくまで、いろいろな大学院の説明会に足を運びました。多くの説明会で在校生や卒業生が参加しますが、話している内容(特に目指しているゴールのレベル感)はかなり異なると感じます。また、どの程度学業に力を注がなくてはいけないかも、学校によりまちまちだと感じました。大きなお金を払い、2年間を費やすのであれば、厳しく選抜された人たちと切磋琢磨したいという思いもあり、難関の早稲田大学を志望しました。

    研究テーマはどのように決定しましたか?

    自分が課題だと思っていることでも、様々な事象が絡み合い、本質が見えなくなっている場合があると思います。それを紐解き、そもそもなぜ悪さが起っているのかを考え、研究テーマとして扱える課題にするまでが大変だったと思います。
    課題抽出には、「なぜ?・なぜ?」を繰り返し、自分が解決できる範囲のものなのかを検討しました。

    筆記試験や面接試験など感触はいかがでしたか?また、勉強方法の中で合格のポイントはどこでしたか?

    心配性なので、筆記試験や面接試験の後は合格したとは思えませんでした。
    筆記試験は、誰よりも勉強した自信を持って臨もうと思っていたので、量が質を生んだと思います。
    面接は、なぜ早稲田大学なのかを突き詰めるために、3回OG訪問をし、2回説明会に足を運び、早稲田で講師をされている先生が主催しているセミナーに参加するなど、早稲田大学の関係者の方の考えと自分の考えと照らし合わせることに時間を使いました。これにより、志望理由がとても明確になりました。

    最終的にどこの大学院に進学しますか。そして、その理由をお聞かせください。

    早稲田大学に進学します。
    自分の考え方とチャンネルが一番合っていると感じています。
    いろんな大学院の先輩と話をしましたが、早稲田の方は当面の困りごとのためにというより、組織や社会に影響を与えたいという視座の高い目標を持っている方が多く、ストイックに学んでいる背中も見せて頂きました。この仲間に入りたいと思いました。

    KALSに通うことにしたきっかけについてお聞かせください。

    通いやすさと値段です。自分の職場から徒歩圏内であったためです。

    KALSの教育システムや授業で印象に残ったことは何ですか?

    先生がとことん付き合ってくれることに感動。
    チューターが先生に引けを取らないほど的確なアドバイスをしてくださり、頼りになることに感動。

    これからの目標をお聞かせください。

    今は一つの事業部の人材育成を担っていますが、今後は今の会社全体の人材育成の責任者になることが目標です。最終的には、企業永続のためグループ会社や事業の経営者を育てることを目標としています。

    最後にこれから大学院受験を目指す方々へメッセージをお願いいたします。

    やらない後悔よりも、やって後悔するほうが10倍良いです。
    やって後悔するよりも、やりきって後悔しないことが100倍良いです。

    サンプル画像
    インタビュー男性
    出身大学
    中央大学(文系)

    職歴
    金融関連 16年間勤務

    KALSでの受講形態
    京大・KBSコース[5月生]

    大学院入試を決意したきっかけ、または理由を教えてください。

    当社の経営企画部に配属され2年が経過しましたが、営業等のこれまでの職務経験だけでは経営トップに十分な意思決定ができる材料を提供することができませんでした。経営計画の策定に資する経営的な知見と、それを論理的に説明できる能力を身につけるためには、MBAが有効だと思い、大学院入試を決意しました。

    何をいつから、どのくらい勉強しましたか?また、スクールの利用法、使ってよかった参考書等を教えてください。

    KALSで受講した科目は、テキストのカリキュラムに沿い、受講開始から勉強を始め、毎日2~3時間程度勉強しました。スクールは、すすめ方の指針とするとともに、課題を与えられることで継続的に勉強する習慣を身につけることができました。参考書は、テキストの勉強で余裕があるときに、または課題をこなすうえでの知識を身につけるために、授業で紹介された参考文献を購読しましたが、基本はほとんどテキストで勉強をしました。

    今後の具体的な生活設計について(有職のまま通学するのか否か、学費・生活費をどう工面するのか、家族・上司・同僚の了解をどうやってとりつけたのかなど)お答えいただける範囲内で教えてください。

    有職のまま通学すると業務に関係するため、会社の理解が必要になるかと思いますが、その点、自分の会社は上司・同僚には理解を得やすい環境でした。家族は共働きのため、特に土曜日に妻が出勤する際など、子ども(小学生)の面倒を見ることができないことがネックとなりましたが、2年間限定で、互いの両親の協力を得ることで了解をもらっています。学費については、公立大学のため大きな負担ではありませんが、金融機関の教育ローンを利用することを考えています。

    これから受験される方へのアドバイスをお願いいたします。

    社会人の方は特にご自身の論文等の書き方の「型」があると思いますが、講師から指摘を受けた場合は、ゼロベースで見直すことが合格の近道だと思います。あれこれ考えたり、手を広げたりせず、カリキュラムと講師を信頼して勉強をすすめていけば大丈夫です。

    KALSの授業や教材など教育システムで印象に残っていることはありますか?

    LIVE授業がおそらく今後受講するMBAの授業を意識した内容となっており、大変参考となるとともに、MBAの授業が今後の業務に役に立つ能力を身につける上で有効であることが仮想体験できました。また、論文の書き方については、「型(論理と一貫性、言葉の定義)」と相手に納得させるという視点が大変わかりやすく、何度も書き、添削を受けることで論文を書く能力が身についたと思います。試験はもとより、業務にも役に立っていると感じています。

    KALSの研究計画書指導や添削についての感想をお聞かせください。

    合格の主な要因は、研究計画書のできがよかったことではないかと考えています。ぼやっとしていた問題意識からの課題設定が、指導や添削を受ける中で明確となり、今後の自分が研究すべきテーマの設定にも寄与するものとなりました。そのため、研究計画書指導は大変役に立ったと思います。面接では計画書の内容について、矛盾や理解できない点の質問はなく、明確な課題をどのように研究し、実践につなげていくのか、という一歩進んだ内容の質問が多かったように思います。