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心理・チュートリアル通信「KALSの有効活用法について」(2)

2022年度
河合塾KALS 臨床心理士指定大学院講座 チュートリアル通信
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。
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KALSを有効活用しよう!

名駅校チューター:吉田 



皆さん、こんにちは。河合塾 KALS 名駅校、心理系チューターの吉田です。
爽やかで過ごしやすい季節となりましたね。
新学期からKALSを始めたという皆さんも、KALSでの生活が慣れてきた頃でしょうか。
夏頃の入試に向けて、ここからさらに頑張っていきたいものですね!

さて、今回は、「KALSの有効活用法」というテーマでチュートリアル通信を書かせていただきます。

KALSで受けられるサービスには、大きく分けると3種類のものがあります。
一つ目は「授業やテスト」、二つ目は「入試情報」、三つ目は「勉強できる環境、カウンセリング」です。

1.授業やテスト

KALSには、いわゆる基礎心理学、臨床心理学、心理統計、心理英語などの授業があり、大学院入試に必要な科目を、基礎から応用まで一通り学ぶことができます。
インプットだけでなく、論述トレーニングや臨床心理学の論述演習といった授業があり、アウトプットの練習をすることができます。
また、英語の文法や読解を重点的に学ぶことのできるコースもあります。
これらの授業を、各自の入試までの期間に合わせてコースで選択することができます。
対面か通信かなど、受講形態も自分に合ったスタイルを選ぶことができます。

インプット系の授業は、幅広く知識を定着させる良い機会になりました。
私の場合、KALSの授業を受講することをメインに置き、家では、その復習していくようにしていました。
そのようなやり方で土台がしっかりしてきたら、他の参考書に手を伸ばして、さらに幅広い知識をつけていくと良いと思います。

ある程度知識が定着してきたら、アウトプットの授業が役に立ちます。
臨床心理学の論述演習では、これまでに得た知識を活用しながら論述する練習をしていきます。
論述の授業では、先生に添削もしてもらえるので、徐々に文章力も鍛えられていきます。

また授業だけでなく、通学生の方は毎授業の初めに行う小テストや、全15回の講義の中間と期末に行う確認テスト、そして通学・通信生の方が共に受講することのできる実力診断テストなど、自身の実力を試し、次につなげるためのテストもたくさんあります。
そのような機会も、うまく活用していくと良いと思います。

2.入試情報

またKALSは、大学院についての最新の情報を知ることができる場でもあります。
授業の演習問題などで、最近の大学院で出題されやすい問題の傾向を掴むことができます。

他にも、入試情報を得るために役立つツールとして、過去問や受験アンケート、研究計画書のサンプルがあります。
これらは、これまでに受験した先輩方が、それぞれの大学院の試験や面接の様子、提出した研究計画書の内容を残してくれたものです。
先輩方の経験からのとてもリアルで役立つ情報が載っているので、ぜひ有効活用し、入試に向けた準備をしていくと良いと思います!

3.勉強できる環境、カウンセリング

最後に、私自身がKALSに入ったのは、入試への不安を軽減したいという想いがあったため、勉強できる環境やカウンセリングがあることは、とても大きかったです。
KALSには、同じように大学院を目指して頑張っている方がたくさんいます。
私にはKALSで出来た友達がいますが、勉強で不安を感じている時には、休み時間に誰かと話をするだけでも不安が軽減され、モチベーションも高まりました。

またKALSでは、授業以外の時間にも自習室が開放されていて、通学の方も通信の方も利用できます。
家ではなかなか集中できないという方は、自習室を有効活用することをおすすめします。
集中した勉強時間が確保できると、やりたいこと、やるべきことが計画的にでき、不安の軽減、自信にもつながります。
同じように自習室に来ている方も多いので、「自分も頑張ろう!」と同じ空間で感化されることもあると思います。

また、KALSでは、私たちチューターによるカウンセリングも行っています。
皆さんのご相談にのることで、不安な気持ちを少しでも軽減することができたらと思っています!
予約してご利用していただけるので、ぜひ気軽にご活用ください。