公認心理師国家試験では「心理学」の知識を問う問題が多く出題されています。合格のためには、小手先の受験テクニックや表面的知識だけでは不十分。事実、本試験の問題は、表面的な用語名を知ってさえいれば解ける問題だけでなく、用語の内容を理解しているかどうかを問う問題が多く出題されています。心理学について、学問的基礎に裏打ちされた、応用可能な体系的知識が求められています。その“基礎”を効率よく学習するのが、基盤知識インプット講座です。
＊当講座は第4回と同じ映像を使用いたします。

第４回の試験対策講座から、講義数を倍増し大幅にパワーアップします。本講座は、「公認心理師の職責」「関係行政論」「人体の構造」など、現任者講習で主に取り扱いのあった公認心理師「ならでは」の範囲をカバー。実際の本試験で出題された問題内容も紹介しつつ、合格に必要な心理学の知識を確実なものとするインプット講座です。基盤知識インプット講座と組み合わせることで、ブループリントの全ての大項目を完全網羅します。

合格を決めるアウトプット講座については、第4回試験の対策講座からカリキュラムを再編、「過去問編」と「実戦編」の2段階構成となりました。過去問編では、第3回試験までの過去問を取り扱い、基礎心理学から臨床心理学までの知識の定着を図ります。実戦編では、2021年9月に実施される第4回試験の注目問題の解説、さらにKALSオリジナル問題によるチェックテストを実施し、その解説を行います。本講座は、まず問題を解いてから解説講義を見ていただく問題演習形式となります。

皆さんの多くは、臨床心理士指定大学院において臨床心理学やその周辺領域に関する知識について学習されてきたことと思います。そして、臨床心理士資格審査の合格も目指されることでしょう。一方、「いざ試験！」となると、なかなか得点に結びつかない、範囲が膨大で何をどこまでやればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。当講座では、皆さんが培ってきた知識を改めてバランスよく見直し、頻出ポイントを中心に、試験対策としての知識基盤に変換します。
★この講座は、2022年実施予定の臨床心理士資格審査の対策講座です。講座詳細については現在検討中ですが、公認心理師の基盤知識インプット講座と国試アウトプット講座と同様に、動画講義については新規作成のものを提供予定です。

宮川 純 講師

名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士課程前期修了。河合塾KALS通学講座・通信講座担当講師。

坂井 剛 講師

立教大学文学部心理学科卒業。立教大学大学院文学研究科修士課程修了。河合塾KALS通学講座・通信講座担当講師。

講談社発刊の公認心理師対策書籍『赤本』は、坂井講師・宮川講師による執筆です。
◎両講師ともに、公認心理師・臨床心理士大学院入試対策に関する書籍も執筆しています。