MBAチュートリアル通信

チュートリアル通信5月号 ビジネススクールの選択

2019年度MBAチュートリアル通信
ビジネススクールの選択


皆さん、こんにちは!チューターの今井です。
今年はゴールデンウィーク10連休の方も多くいらっしゃったと思います。日々の疲れをリセットできたでしょうか。
ゴールデンウィークやその他連休の過ごし方について質問を頂くことがあります。
「連休中も勉強したほうがいいでしょうか」
…はい、勉強しましょう。
やるべきことが残っている状態でモヤモヤする状態であるなら、連休のまとまった時間を使って溜まった課題や弱点克服のための学びを進めることをお勧めします。
家族との時間、会社の残務、古い友人との再会など、連休をめがけていろいろな「案件」が入ってくると思います。
勉強が大好き!という人でなければ、自宅での学習をいろいろな理由で後回しにしてしまいがち。
短い受験勉強期間です、数か月間は優先順位を受験に置いて一緒に頑張りましょう!

・受験の流れ
多くのビジネススクールでは、書類選考・筆記試験・面接試験があります。
書類選考は研究計画書。入学後、何をテーマとして突き詰めて学んでいきたいのかを応募書類と一緒に提出します。そのテーマを選んだ理由を、自分の経歴や仕事で特筆する実績・強みなどに絡めて書きます。各ビジネススクールのフォーマットがあるので、文字数をそれに収まるようにまとめて提出します。
それから、筆記試験。筆記試験は時事問題や経営学の知識を問うものなど様々です。最後に面接試験。面接では、多くの場合複数の教授陣が登場し、研究計画書をもとに志望動機や研究テーマなどについての質問に対して回答していきます。
筆記試験と面接試験は同日に開催する場合、筆記試験に通った人のみ別日に開催する場合などパターンがあります。
ご自身の希望のビジネススクールの試験形態については、ホームページなどで確認しておきましょう。

・筆記試験対策
筆記試験対策についての質問を多く受けます。
まずは、KALSでの講義を完璧に。受講して終わるだけではなく、テキストに書かれている太字の用語は説明できるようにしましょう。
また小論文の課題は必ず実施してください。これをやらずに他の学習に手を出しても、結局は中途半端な知識となり、定着せずに終わってしまいます。KALSのテキストや講義内容は、数年にわたって各ビジネススクールの出題を研究して作り上げられています。まずはそれをしっかりと実践しましょう。
もし時間に余裕があればお勧めしたいのが、こちらの本です。
「文藝春秋オピニオン 2019年の論点100」
政治や経済、文化などが1冊にまとめられています。今の世の中のことを知るには最適な一冊。また、1つのテーマがコンパクトに3~4ページでまとまっています。掲載されているものを、自分で500字程度に要約をするなど小論文の練習にも使うことができます。
「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」
例えば、日本にポストはいくつある?東京スカイツリーの1年間の来場者は?など自分が知らない数字についても根拠を以ってそれに近い数字をはじき出す練習をするドリルです。ロジカルな思考が身につく1冊です。
あまり浮気をせず、着実に課題をこなしていきましょう!

・研究計画書・面接対策
これはまだまだ「練る」段階で良いと思います。
のんびりやりましょう、ということではなく、自分が本当にやりたいことに目を向ける時間を取る必要があります。自分では気がついていなかったけど大事にしている価値観や軸を、講師やチューター、家族、同僚と話すことで見つけられるかもしれません。
対話の機会を設けながら、一緒に考えていきましょう。
チューターには、お気軽にお声がけくださいね。

チューター:今井

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