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心理・チュートリアル通信「KALS の有効活用法について」(1)

2021年秋学期
河合塾KALS 臨床心理士指定大学院講座 チュートリアル通信
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。
心理・チュートリアル通信
「KALS の有効活用法について」

名駅校チューター : 吉田  



皆さん、こんにちは(^^)
名駅校の心理系チューターの吉田です。
涼しく過ごしやすい季節となってきました。
今年度の前期入試も、残るところあと少しとなりましたね。
これを読んでくださっている方の中には、これから受験される方、来年度以降の受験の方も多いのではないかと思います。

それでは、今月は「KALSの有効活用法について」というテーマで、お話ししていきたいと思います!

私は、KALSに通うことのメリットとして、大きく分けると3つのメリットがあるのではないかと考えています。
一つ目は「知識や思考力の向上」、二つ目は「情報収集」、三つ目は「不安の解消」です。

①知識や応用力の向上

KALSには、いわゆる基礎心理学、臨床心理学、心理統計、心理英語などの授業があり、大学院入試に必要な科目を基礎から応用までしっかりと学ぶことができます。
私の場合は、大学で少し学んだことのある用語でも、KALSの授業で改めて丁寧に学んでいくことで、多角的で分厚い知識になっていきました。
そして家では、他の参考書に手をつけるより、KALSの授業をしっかりと復習していくようにしていました。
そのようなやり方で土台はしっかりと身に付きます。
土台がしっかりしてきたら、他の参考書に手を伸ばして、さらに幅広い知識をつけても良いと思います。
KALSには、インプットばかりでなく、アウトプットの授業もあります。
臨床心理学論述演習の授業では、これまでに得た知識を活用しながら論述答案を書く練習をしていきます。
また、英語の授業では、入試レベルの長文の問題を解いたりしていきます。
それらは先生に添削してもらえるので、徐々に文章力も鍛えられていきます。
また授業だけでなく、通学生の方は毎授業の初めに行う小テストやまとめテスト、そして通学・通信生の方が共に受けられる実力診断テストなど、自身の実力を試し、次につなげるためのテストもたくさんあります。
そのような機会も、独学ではなかなか得られないものなので、うまく活用していくと良いと思います。

②情報収集

またKALSは、大学院についての最新の情報を知ることができる場でもあります。
授業では、最近の大学院で出題されやすい問題の傾向を教えてもらう機会などがあります。
また、入試情報を得るために役立つツールとして、過去問や受験アンケート、研究計画書のサンプルがあります。
これらは、これまでに受験した先輩方が、それぞれの大学院の試験や面接の様子、提出した研究計画書の内容を残してくれたものです。
とても具体的なことが分かる貴重な資料なので、ぜひ有効活用しながら、入試に向けた準備をしていくと良いと思います!

③不安の軽減

最後に、私自身がKALSに入った理由として、不安の軽減という要素はとても大きいです。
KALSには、同じように大学院を目指して頑張っている方がたくさんいます。
私にはKALSで出来た友達がいますが、勉強で不安を感じている時には、休み時間に誰かと話をするだけでも不安が軽減され、モチベーションも高まりました。

またKALSでは、授業以外の時間にも自習室が開放されていて、通学の方も通信の方にも、利用していただくことができます。
家ではなかなか集中できないというは、自習室を有効活用することをおすすめします。
満足した勉強ができていないと不安につながってしまいますが、集中した勉強時間が確保できると、やりたいこと、やるべきことが計画的にでき、不安の軽減、自信にもつながります。
同じように自習室に来ている方も多いので、「自分も頑張ろう!」と同じ空間で感化されることもあると思います。
また、KALSでは、私たちチューターによるカウンセリングも行っています。
皆さんのご相談にのることで、不安な気持ちを少しでも軽減することができたらと思っています予約してご利用してただけるので、ぜひ気軽にご活用ください。