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心理・チュートリアル通信「KALS の有効活用法について」(2)

2021年秋学期
河合塾KALS 臨床心理士指定大学院講座 チュートリアル通信
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。
心理・チュートリアル通信
「KALS の有効活用法について」

名駅校チューター : 茂苅  



こんにちは。名駅校チューターの茂苅です。秋期講座が始まりました。これから受験対策を始める方、さらに本格的に受験対策を進める予定の方、様々な方がいらっしゃいますね。そこで、今回のチュートリアル通信では、KALSをより効果的に使う方法について、一体験談からご紹介します。自分に合いそうだと思うものがあれば、ぜひ活用してみてくださいね!



チューター茂苅の考えるKALS有効活用法

1.受験生活リズムを作る…①基本リズムの作り方、②自習室、③DVD視聴
2.情報収集…①大学院受験体験アンケートの閲覧、②過去問の閲覧
3.人と話す機会を作る…①研究計画指導、②受験仲間を作る、③チューター利用


1.受験生活リズムを作る

①基本リズムの作り方
私がKALSの受講生だった時は、KALS以外の予定があまりない状況でした。そのため、KALSの予定を中心に一日のスケジュールを組んでいました。1ヶ月分ざっくりと、直近1週間分は少し詳しく一日ごとにToDoリストを作成し、達成できない日があれば、翌日以降に持ち越して、週ごとにスケジュールを簡単に見直していました。最初は“やらなきゃいけない”と感じることが多過ぎて無理なスケジュールを立ててしまっていました。一週間のうちに予備日や予備時間を最初からスケジュールに組み込んでおくこともオススメです。
そのうち自分の一日のやれる作業量がわかってくるので、無理のないスケジュールを立てて、達成感を得られるようにしていくこともいいと思います。

②自習室の使い方
授業前後はもちろん、授業のない日にも自習室を利用していました。静かな空間なので、集中して自分に向き合うことができます。ただ、何となく集中できない日もあったので、その時は潔く自習室を諦めてカフェや図書館に移動して気分を変えることもありました。人によっては移動時間がもったいないと感じるかもしれませんが、私の場合は移動時間の短縮よりも、今日はこれだけ集中できたという達成感を得ることを大切にしていました。

③DVD視聴
LIVE授業の内容を、後からDVDで補講することができます。私は、期間途中の入校だったこともあり、当初はDVD視聴を中心に予定を組んでいました。リズムとは関係ないですが、DVD視聴のよかったところは、集中して聞いていたつもりが聞き逃してしまうこともたくさんあったので、何度も遡って聞けるところかなと思っています。また、時間の節約のために、知っている内容のところは倍速モードで視聴することもありました。

2.情報収集情報収集

①大学院受験体験アンケートの閲覧

過去に受験した方を対象に、どのような試験だったか、面接で何を聞かれたかなどのアンケートを取ったものがあります。受験すると決めた大学については、全て閲覧するようにしまートを取ったものがあります。受験すると決めた大学については、全て閲覧するようにしました。した。筆記試験においても、面接においても、受験生の感想はとても貴重です。筆記試験においても、面接においても、受験生の感想はとても貴重です。自分だった自分だったらどう答えるか考え、本番の試験前にはイメージトレーニングをして臨みました。

②過去問の閲覧

過去問を入手しようと思うと、大学に直接訪問して事務室等に問い合わせて過去問を閲覧することが基本です。(HP 一部載せている大学もあります。)また、コピーを禁止している大学もあるので、メモを取るしかない場合もあります。KALSの校舎では、過去問をその場で閲覧し情報収集することができます。(どこの校舎でもデータベースは一緒なので関東・関西・東海エリアに関わらず閲覧可能です。)受験校の過去問分析をして、どの分野を中心に勉強するか決めたり、時間配分を考えたりするのに使いました。もちろん、全ての大学院の過去問が揃っているわけではないので、必要な場合はご自身で大学HPや直接大学に伺って入手してくださいね。

3.人と話す機会を作る人と話す機会を作る

①研究計画指導

講師の先生方に研究計画の作成に向けて個人指導をしていただくことができる制度です。研究計画を立てることって、最初はわけもわからず途方もないことのように感じていたなぁと思います。書き始めてみることに大きなハードルがある と私は思っているので、何となく気になるテーマや知りたいことがあるんだけれど、どんな研究にしたらいいかわからないという段階で、相談してみる こともオススメです。各期に2回ずつ受けられると思うので、ぜひ効果的に利用してくださいね。(※半期受講だと2回まで)

②受験仲間を作る受験仲間を作る

受験仲間と情報交換することで、より効率的な勉強方法を模索できたり、行けなかった説明会の様子が聞けたりするかもしれません。また、自分の理解や文章に自信がない時にチェックし合える存在にもなります。時にはライバルですが、相乗効果で高め合うことにもなると感じています。

③チューター利用チューター利用

頭の中が整理できなくなったときや、自分ではどうしていいかわからないとき、何がわからないのかさえわからないとき、明確に話す自信がないとき、ぜひチューター制度を利用してみてください。誰かと話すうちに、案外自分の中に答えが見つかることもありますよ。