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出口チューター(新大阪校)第5回「勉強方法」「面接」について

チュートリアル通信
勉強方法・面接について



大阪校 心理系チューター 出口

 みなさん、こんにちは。
新大阪校の出口です。今回は面接対策についてです。
どのようなことを聞かれるのか、どのような対策をすればいいのか…不安な方も多いと思います
今回の通信を参考にいい準備をしていただければと思います。






 まず、よく聞かれる質問です。
☆研究計画書の内容について
*研究計画書の概要について簡潔に説明してください。
*この研究意義を教えてください。
*なぜそのテーマに関心を持ったのか教えてください。   
などの質問があります。
 心理学部出身者の場合は、加えて卒業論文の概要や研究計画書とのつながりについても質問がある可能性があります。


☆臨床心理士、公認心理師になるうえでの質問・人柄に関する質問
*臨床心理士、公認心理師を目指そうと思ったきっかけについて
*将来どのような心理士になりたいか。どのようなことを大切にしていきたいか。
*臨床心理士、公認心理師を目指す上でのあなたの長所、短所はどういったものか。 などの質問があります。
 他学部出身者・社会人経験者はなぜ心理職を目指そうと思ったのかについても質問がある可能性があります。




次に、対策方法です。
☆自己分析をしよう
 なぜ心理職を目指したのか、なぜこの研究をしたいのか、将来どうありたいのか…今の自分自身にたくさん問いかけてください。
時には友達と思いを語り合ってもいいと思います。一人ひとり背景は異なります。
過去—現在—未来のつながりを大切にまとめてみると、“自分らしさ”がきっと見えてくると思います。そして是非“自分らしさ”を伝えられるキーワードを見つけてください。


☆伝え方を意識しよう
 面接では緊張することでしょう。その中でも冷静に自分の言葉で伝えることが求められます。
冷静に伝えるために…まず質問に対しては結論から話すことを心がけてください。
そうすることで、あなたがこれから話すことが整理されるとともに面接官も聴きやすくなります。
次に、自己分析したキーワードを伝えることを意識してください。面接対策の際にノートに質問項目を書き、文章を丸暗記している方を見かけます。
丸暗記された言葉を並べ話されても“自分らしさ”は残念ながら伝わりません。
質問を受けたらその場で、キーワードを中心に自身の言葉で伝えることを心がけてください。
それができるようになるためには、日頃から友達と面接練習をすることが有効だと思います。スピード、声の大きさ、しぐさ、どのような答え方が伝わりやすかったのか…など客観的に自身のことを知っておくのが良いと思います。

 最後に…面接試験は、面接官とのコミュニケーションの上で成り立っていることを忘れないでください。そのために、自身のことを整理しておくこと、相互のやり取りを意識した練習をしておくことが、自信を持って本番に挑める鍵となると思います。ぜひ、受講仲間や友達、講師の先生、チューターなどたくさんの人と練習して多くの気づきを得てください。