臨床心理士になるにはどうすればいいの??
心理
こんにちは!河合塾KALS臨床心理士指定大学院講座です。
前回のブログでは、臨床心理士の仕事についてご紹介いたしました。
今回は、その臨床心理士になるにはどうすればよいかを皆さんにご説明いたします!
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◆ 臨床心理士試験を受験するためには
臨床心理士になるためには、「公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会」が実施する、
資格試験に合格する必要があります。この試験を受験するためには、下に示した条件を満たしていることが必要となります。
資格試験を受験するためには、上の「6」、「7」の条件を除き、原則、日本臨床心理士資格認定協会が指定している大学院を
修了する必要があります。この場合、修了「見込み」では受験資格がありませんので、
資格試験を受験するのは大学院を修了した後ということになります。
◆ まずは大学院で学ぶ
このような条件があるので、多くの臨床心理士を目指す人はまず大学院に入学することになります。
先ほど書いた通り、大学院在学中は勉強・研究・実習などに集中することになります。(もちろん早めに資格試験対策を始められる方もいますが)
臨床心理士試験の資格基準を見て頂いて分かる通り、
臨床心理士指定大学院には1種、2種、専門職があり、どの大学院を修了したかによってその後試験までの流れがかわってきます。
この理由以外でも、大学院選びはとても重要です。一言で臨床心理士と言っても前回のブログでも少しご紹介したとおり、
幅広い分野で活躍していますが、各大学院で指導して頂く先生も、教育分野がご専門の先生もいれば、医療分野に強い先生など、
様々です。しかも、臨床心理士指定大学院は1種、2種、専門職合わせて160校以上あります。
それぞれの大学院の特徴や、志望校の選び方は、多くの方々が悩まれるところです。
その点については、ぜひ次回以降のブログでご紹介したいと思います。
◆ 大学院を修了!さあ、資格試験にチャレンジ!
大学院を修了すると、1種指定大学院と専門職大学院の方は晴れて臨床心理士になるための受験資格をGET、2種大学院を修了した方は、
資格を得るために実習することになります。
受験資格を満たせば、その年の臨床心理士の資格試験を受験し、合格すれば晴れてあなたも臨床心理士です!
しかし、2種の大学院を修了した方は当然ですが、1種、専門職の大学院を修了した方も、資格試験を受験する前に、
心理職としての働き先を確保する人が多くいます。
臨床心理士試験に合格して資格を得られれば、もちろん就職にも有利ですし、選択肢も広がりますので、
臨床心理士の資格試験まで勉強に集中して、合格後に働きを先を探す人もいます。
ただ、心理職として働くにあたっては、他の多くの資格と同様必ずしも臨床心理士の資格を持っていないといけない訳ではありません。
(簿記の資格を持っていなくても会計の仕事をすること自体はできますよね。)
心理職としての経験を積みながら勉強し、合格後もそのまま働き続ける、あるいは新たな職場にチャレンジするなど、
その辺りはどれがいいという話ではなくそれぞれの判断でしょう。
自分の将来のビジョンから逆算して、ベストな選択をして頂ければいいのではないでしょうか?
◆次回 大学院ってどう選べば良いの??
河合塾KALS臨床心理士指定大学院BLOGをお読みいただき誠にありがとうございます!
次回は、臨床心理士になる上でもとても重要な、大学院の志望校選びについて、
皆様にご紹介いたします!