MBSが「クラスター」を導入した理由12:50~「明治大学ビジネススクール研究科紹介・入試説明」(MBS)

明治大学 落合稔 専任教授
続いて明治大学ビジネススクール(MBS)によるコース紹介が行われました。MBSはこの度マーケティングやマネジメント、ファナンス、アカウンテイング、不動産などのプロフェッショナル養成カリキュラムに加え、それらを横断的に履修する「クラスター」(科目群)を導入しています。MBSはこのクラスターを導入したことにより、学生の出口戦略に応え「ファミリービジネス」と「スタートアップビジネス」のクラスターを選択することで、ファミリービジネスの経営者や後継者あるいは新規事業立ち上げを実際に担える人材を育成することを可能にしたとしています。
今回ご講演頂いた明治大学落合稔教授は、実際に自身が経営者として得た経験から、経営者はジェネラルマネージャーであり、多領域の知識に強くなければ生き残れないことを強調されました。印象的だったのは、MBSの学生には「経営論」や「戦略論」ではなく「経営」や「戦略」そのもの、いわば「ビジネスの神髄」を理解し身に付けさせるのだということをミッションとして掲げていたことです。
今回のクラスター導入も含め、変革の背景には早稲田大学や慶応大学などの歴史あるビジネススクールとの差別化という意図ももちろんあり、MBSの今後にかける熱意を参加者に感じさせる講演でした。特に「ファミリービジネス」「スタートアップビジネス」の2つのクラスターに興味ある方などは、MBSの説明会に一度ご参加してみてはいかがでしょうか?
⇒ 【12月10日開催】 2016年度第2回オープンキャンパス(明治大学ビジネススクール)