心理・チュートリアル通信

心理・チュートリアル通信「KALSの活用法について」

2025年度
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。


🌸KALSの活用法について🌸

名駅校チューター:梶田 

こんにちは。名駅校チューターの梶田です。

ついに春学期が開講しましたね!学生の方、社会人の方、9月からKALSで頑張っている方、4月から入講された方など、様々な方がいらっしゃると思いますが、合格という目標を達成できるよう、一緒に頑張っていきましょう!チューター相談もお待ちしております♪

今回のチュートリアル通信では、私の体験談を基に、KALSをより効果的に利用できる方法についてお話ししたいと思います。みなさんの参考になれば嬉しいです。



1.勉強方法の確立

「さあ、勉強を始めるぞ!」と思い立った当時受験生の自分が思っていたことがあります。それは…「心理学と心理英語の2科目だけなのに、勉強することが多すぎる!」ということです。正直、大学受験で9科目ほど勉強していたので「2科目なんて余裕♪」と高を括っていました… 実際、蓋を開けてみると、心理学だけで5科目くらいの量があるのでは?!「こんな膨大な量のどこから手をつければよいのかが分からない!」と思っている方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

 そんな当時の私は、とりあえずKALSの授業の復習を必ずやるということを徹底しておりました。最初は「どこから勉強すればよいか分からないから、授業の順番通りに復習していけばいいか」程度の気持ちで復習していましたが、実はKALSの授業及びテキストは、みなさんの理解が進みやすいように順番も工夫されているのです!個人的には、心理学の第1講が神経系だったのは、めちゃくちゃありがたかったなあと今でも思っています笑 (後回しにしていたら、私は絶対に勉強していなかったと思います…)

 また、KALSのテキストは、膨大な心理学の知識の中から「ここは受験に必要!押さえておくべき!」という箇所を厳選して1冊にまとめてくださっています。もし私が自分で心理学の参考書を使って1から勉強していたのであれば、どれが受験に必要な知識かが分からず、頭がパンクしてしまっていたと思います。そんな私にとって、押さえておくべき知識がまとめてあるKALSのテキストは非常にありがたかったです。

私は、KALSの授業の板書を全てKALSのテキストに直接書き込みし、自分だけのオリジナルKALSテキストを作成するといった感じで授業を受けておりました。復習の際に、KALSのテキストを見直すだけで、授業の内容を思い出すことができ、我ながら良い授業の受け方だったと思っています笑 この授業の受け方もみなさんの参考になれば嬉しいです。

「なにから勉強すればよいのか…」と悩んでいる方は、まずはKALSの授業及びテキストの復習から始めてみてください!毎週欠かさず行うことで、実力もついてきます!


2.情報収集

「大学院受験や志望校について検索したけれど、あまり情報を集められなかった…」

「大学院受験について色々知りたいけれど、知り合いの先輩もいないし誰に聞けばよいか分からない…」

受験勉強を始めるにあたって、このように「情報収集ができない!」といった壁にぶつかった人も多いのでは」ないでしょうか?

 そんな時は、ぜひKALSに置いてある受験アンケートを読んでみてください!受験アンケートは、過去にその大学院を受験された先輩方が、試験問題や面接についてレポートしてくださっている資料です。試験問題のレポートは、KALSに置いてある大学院の過去問と照らし合わせて読むことで、試験についてより詳しく知ることができると思います。

 また、面接のレポートでは質問内容だけでなく、面接官の人数や時間などについても、先輩方が詳細にレポートしてくださっています。特に、面接は「これまでの人生で受けたことがない! (私もそうでした)」という人もいらっしゃると思います。そのような方にとっては、大いに参考になる資料だと思います。

 受験アンケートは事務員の方に「受験アンケート見たいです!」と申し出れば、簡単に閲覧することができるので、ぜひ志望校だけでなく、「この大学院もちょっと気になるかも」といった大学院の受験アンケートも読んでみてください。気になる大学院の試験について知っておくことは、とても大切だと思います。


3.モチベーション維持

 KALSには、勉強のモチベーションを維持できる環境が整えられています。

 まず、KALSの授業には、毎週の小テストや中間テスト、期末テストがあります。私は「テストで良い成績を残したい!」という気持ちから、毎週KALSの授業の復習を欠かさず行うことができていたと思います。また、テストで良い成績を残すことができなかった際も、テストを通して自分が十分に理解できていなかった箇所を把握し、今後の勉強に活かすことができました。定期的にテストが設けられていたことは、かなり自分のモチベーション維持に繋がっていたと思います。順位や通知表が出るわけではありませんが、みなさんも「たかがテスト」と思わず、全力で取り組んでくださいね。「されどテスト」ですよ!

 次に、KALSには大学院合格を目指す、たくさんの仲間達がいます。受験勉強を進める中で辛い時期も多々ありましたが、同じ目標を持つ仲間達と一緒に自習室で勉強したり、悩みや心配事を共有したりすることで、私は最後まで勉強し続けることができたと思います。就活と比べると大学院進学を選択する人は非常に少ないので、KALSを通して同じ不安を抱えている大学院受験生と出会えて本当に心強かったです。みなさんも「チーム名駅」で、支え合って頑張っていきましょう!