心理・チュートリアル通信

心理・チュートリアル通信「KALSの有効活用法 」

2025年度
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。


KALSの有効活用法

名駅校チューター:村木 

 こんにちは、名駅校チューターの村木です。
 皆さん、大学院進学に向けていかがお過ごしですか。これを読んでくださっている中には、これから受験対策を始める方、さらに本格的に対策を進める方、様々な方がいらっしゃると思います。

 今回のチュートリアル通信では、「KALSの有効活用法」をお話ししたいと思います!私の体験談を踏まえて、KALSをより効果的に活用できる方法を、①試験対策、②研究計画指導、③面接対策、④仲間作りの4つのテーマに分けてご紹介します。


試験対策

 私は受講生の頃、授業前後によく自習室を利用していました。自習室を利用することで勉強に集中できる環境を確保し、計画的に学習を進めることができました。また、過去の講義をDVDで視聴することができるので、苦手な分野の復習などに役立てることができます。私は、実習や大学院説明会などで講義に欠席したとき、後日その講義をDVDで視聴し勉強していました。さらに、過去問や受験アンケートを閲覧することができるので、私は志望校の出題傾向を分析し志望する大学院別に対策していました。


研究計画指導

 大学院入試では、入学後に進める修士論文の研究計画を提出することが求められます。しかし、研究計画を作成するにあたり、何から始めればよいか分からない人も多いと思います。KALSでは、先生からの直接研究計画の指導を受けることができるので、テーマ決めから完成まで専門的なアドバイスをもらうことができます。また、チューターとのカウンセリングを通じて、文章の構成や研究の方向性を気軽に相談することができ、より効率的に研究計画の作成を進めることができます。私は、先生からの指導で研究の問題と目的、方法などを明確にしていき、チューターさんとのカウンセリングで文章構成を推敲していきました。


面接対策

大学院入試では、筆記試験と同様に面接での受け答えも重要視されます。KALSでは、チューターとのカウンセリングを行い、想定質問への対応練習を重ねることで、面接対策を行うことができます。また、大学院の面接では研究計画について質問されることが多いので、研究計画の作成とともに対策できます。さらに、受験アンケートには、先輩方が実際に聞かれた質問や面接官の人数、面接の雰囲気などが書いてあるので、志望校別に面接対策を行うことができます。私は、受験アンケートを閲覧して想定質問に対する回答を用意し、チューターさんと模擬面接を行っていました。


仲間作り

 受験に向けた仲間作りも大学院入試の重要な要素の一つであると思います。しかし、KALSでは、周りの人たちは同じく大学院進学を目指す仲間です。そうした仲間とつながることで、勉強のモチベーションを維持することができます。また、試験や面接に関する最新情報を交換したり、お互いに解答のアドバイスをし合ったりすることで、自分の中で理解を深めるとともに、考えを整理する機会にもなります。そして、受験が終わった後も公認心理師や臨床心理士を目指す仲間として高め合うことができます。


 大学院入試は他の受験に比べて、より専門的であり、受験生も少なく孤独になりがちです。特に、他学部の方や、社会人の方は周りの人々の理解や協力を得るのが難しい場合もあると思います。しかし、KALSには試験を知り尽くした講師の方々や、受験を支えるスタッフやチューター、そして同じように大学院進学を目指す仲間がいます。私自身もそうした方々にたくさん支えられました。

 勉強を進める中で、不安になるときや自信がなくなるときがあると思います。そんなときは、チューターとのカウンセリングを利用してみてください。皆さんのご相談に乗ることで、一緒に大学院入試を乗り越えることができたら嬉しいです!ぜひ、KALSを有効活用して一緒に合格を目指しましょう!!