心理・チュートリアル通信「実力診断テストの活用」
2023年度
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。
実力診断テストの活用
名駅校チューター:伊藤
みなさんこんにちは!名駅校チューターの伊藤です。最近は日差しが強くてKALSに向かうだけでも疲労感がありますよね。暑いと本当に大変です。思考もぼんやりになってしまいますし、メリハリがつかない方もいるかもしれません。休憩もはさみつつ、受験勉強頑張ってくださいね。それでは、今回は「実力テストの活用法について」です。実力診断テストを受けてそれで終わりではなく、しっかり見直して自分の力にしていきましょう!
1.まずは振り返り
みなさん実力診断テストどうでしたか?結構難しいなと感じる方多かったのではないでしょうか。私自身実力診断テストを受けた後、「終わった…」となったのを覚えています。受験日がどんどん近づいている中で実力診断テストがうまくできないとやはり落ち込んでしまいますよね。ただ落ち込んでばかりはいられません。受験も近い!!テストを見て、自分がどこが苦手なのかをまずは見つけましょう。得意なところもあれば、不得意なところももちろんあると思います。個人成績表では分野別で得点が出ると思います。どの分野が自分は苦手なのかが視覚化されているのでわかりやすいと思います。苦手な分野はKALSのテキストや参考書を使って一度確認をしていきましょう。
2.過去問との比較
みなさんはもう自分が受験する大学院の過去問を解いたり、分析したりしているのではないかと思いますが、自分が受験する大学院でよく出ている領域・分野の問題は解けていた方がいいと思います。解けていたらこの調子!解けなかったら今自分ができないことを知れてよかった!とポジティブな気持ちでいましょう。まだ時間はあります。出題範囲とされていない領域・分野を時間をかけて復習する必要はあまり無いのではないかと思います。それよりも出題範囲の領域・分野をどんどん詰めていくことが必要です。なるべく「解けない」「書けない」が減るように心がけていきましょう。
3.内容
心理学のテストは用語の定義・穴埋め・理解・研究者・論述といった内容でした。この中でどこが一番評価が高くて、どこが一番評価が低いのかということも重要です。受験校が論述の問題をたくさん出すのであれば評価は高い方がもちろんいいですよね。試験の日が近づいてきている方も多いと思うので、これからはインプットよりもアウトプットが重要になってきます。今回実力診断テストで自分の今の力が分かったかと思います。試験日が近い方はアウトプットを心がけていきましょう。「アウトプットだけでは心配!」という方もいるかと思います。ちなみに私は心配だったので両方やってました…(笑)不安になった時はインプットもしていきましょう。ちょっと忘れてるかもなと感じた時には一度振り返ることも大事です。
さて、今回は実力診断テストの活用方法についてお話しました。うまく伝えられているかはわかりませんが、まずは自分の不得意分野を知ろうというところですね。実力診断テストでうまくいって自信がついた方、うまくいかなくて落ち込んでいる方、様々だとは思いますが、あまり感情に左右されないように。残りの試験勉強頑張っていきましょう!