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心理・チュートリアル通信「直前対策」(2)

2023年度

チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。

直前対策(2)

名駅校チューター:中島 
こんにちは!!KALS名駅校チューターの中島です。今回は、「直前対策」についてお話しようと思います。大学生の方は夏休みに入るということで、【受験の夏】といったところでしょうか。早いところでは受験が始まっているところもあり、10月受験の方も「あと2カ月しかない!!」などと焦る気持ちも出てくるとは思います。そんな中、事前準備をしておくことで、「大丈夫 僕最強だから」と某先生のような心持ちで試験に挑むことができるのではないでしょうか。今回は3つの対策を提案いたしますが、あくまで私が行った対策ですので参考程度にしていただいて、自身に合った方法で対策していただければと思います。

1.受験校の過去問を試験時間と同じ曜日、時間で解いてみる

授業も基本講習が一区切りついてきたところで、実力診断テストも終わっています。つまり、基礎的な部分(インプット)は終わってきたということです。ここからはアウトプット。受験予定校の過去問を、試験日と同じ日時で解いてみてください。自分がどの程度できているのか、どの分野が苦手なのか、時間配分はどうかなどがわかると思います。しかし、過去問は答えがありませんし、学校の教授ごとで採点の裁量も変わってくると思うので、出題傾向や時間配分などを見るくらいで、何回も解く必要はないと思います。それよりも、自分の苦手分野の強化をしたり、単語を覚えたりすることに重点を置いた方がいいと思います。自分も受験生だった頃、過去問を解いたことで、時間配分などがある程度見積もりができたので、解いておいてよかったなと思いました。
そして、苦手な部分は、再度映像授業を見直したり、単語ノートを見返すなどを行い、強化していくと良いと思います。また、卒業生の方の受験アンケートも参考にしてください。先生方にも積極的に質問していきましょう!!

2.面接対策

筆記試験対策はもちろん大切ですが、面接試験や研究計画書も重要です。「面接ってどんなことが聞かれるんだろう」や「研究計画書についてどこまで話せればいいんだろう」など、わからない事がたくさんありますね。そんな時は、先ほどもサラッと触れましたが、「卒業生の受験アンケート」を是非見てみてください。面接時間は何分ぐらいなのか、試験官は何人いるのか、何について聞かれるのかなど、面接に関する情報がわかります。勿論、多少の変更はあるかとは思いますが、大筋は変わらないんじゃないかなと思います。受験アンケートってどこで見るねん。と思ったそこのあなた、事務の方にお伝えすれば、いつでも見せてもらえます。せっかくKALSに入塾しているので、情報を活用しないことがあろうか、いやない。という反語形で強く推しておきます。あらかじめ予想しておくことで対策もできますし、心の準備もできるかなと思います。他の受験生との差をつけられる部分ではないでしょうか。
また、研究計画書の指導を2回分受けていない方、2回分しっかりと受けることをオススメいたします。5月のオンラインチュートリアルで、宮川先生が「研究計画書指導は、【ラストエリクサー症候群】と同じで、使うのがもったいない気持ちはわかりますが、使わないのはさらにもったいない」とおっしゃっていましたね。「もう使い切ってしまったよ!」という方、安心してください。先生方はオフィスアワーでも対応してくださいます。つまり、使い損にはなりません。やはり使わない方がもったいないので、ぜひ受けてくださいね (ラストエリクサー症候群ってなんぞやという方は、息抜きの際にでも検索をかけてみてください)。

3.たまには休む

 「は?直前期の対策なのに何言ってんねん」とツッコミを入れたくなってしまった方もいると思います。そうですね。それくらい皆さん必死になって勉強をしていらっしゃるということだと思います。勿論、合格することが目標ですので、勉強することは必要にはなってきます。しかし、勉強,勉強で追い込みすぎてしまい、メンタルをやられてしまうなんて方もいるのではないでしょうか?4月のチュートリアル通信でもお伝えしましたが、皆さんにはKALSの仲間がいます。ライバルであり、仲間です。時には会話をして息抜きや、一緒に問題を解いたり、どんな対策をしているかなど、話をしてもいいのかなと思います。モチベーションが上がらない時は、自習室でみんながやっているのを見て、みんな頑張ってるんだなって思うのもありだと思います。あくまで個人の感想ですが、自分はKALSの仲間がいなかったらこの受験は乗り越えられなかったと感じています。受験期ですし、声をかけづらい部分もあるでしょうが, 悩みや不安などを話したい場合は、チューター面談を活用してくださってもいいですし、先生方や事務の方々はとても暖かくお話を聞いてくださいますので、相談をしても良いと思います。自分のなりたい将来に向けての勉強をしていますが、それでもつらい時はあるでしょう。身体あっての勉強だと思いますので、私としては、【いのちだいじに】で受験勉強に取り組んでいただきたいなと思います。(【いのちだいじに】についても、暇なときに調べてみてくださいね)

さて、3つについてお話いたしましたが、いよいよ受験が近づいてきたなという感じです。パーフェクトコースの方は約一年、速習コースの方は半年間、みなさんここまでよく頑張ってこられていると思います。ゴールまであとわずかとなってきました。あと少しの踏ん張りどころです。我々チューターも皆さんの合格に向けて一緒に歩んでいきたいと思います。
また、チューター面談も随時受け付けております。勉強についての悩みや、気持ちについての悩みなど、積極的に活用してお話いただけるとうれしいです。
最後に、最近公開された某映画をもじったタイトルで締めさせていただきますね。
『君たちはどう受かるか』
以上、チュートリアル通信でした!