心理・チュートリアル通信「科目勉強法について」

心理・チュートリアル通信「心理学・心理系英語の勉強方法」

2024年度
チュートリアル通信では、大学院に合格したKALSのチューターが、勉強法や参考図書、研究計画書について、各大学院の様々な情報や、心理士事情など皆さんに有益となるようなコンテンツをお送りしていきます。日々の勉強の合間の息抜きとして、是非ご覧になってみてください。


心理学・心理系英語の勉強方法

名駅校チューター:中島 
こんにちは!名駅校チューターの中島です。

今回は「心理学・心理系英語」の勉強方法についてお話しようと思います。つい先日まで4月だったような気もしますが,あっという間に時は過ぎますね。速習コースで4月から勉強を始めた方は,「もう2ヶ月も過ぎてしまった!でも勉強が手につかない!」となり,パーフェクトコースの方は,「もう半年以上たってしまったのか」と焦るかもしれません。しかし,今危機意識を持てたということは,まだまだ挽回のチャンスはあるのではないでしょうか。さて,本題に入りますが,今回は心理学・心理系英語の勉強方法という事で,心理学や心理系英語など,個別の詳しい勉強法というよりかは,どのように勉強を進めていくことが良いのかという点について,3つのことをご提案させていただきます。 


1.予習復習をしっかりとこなす

 1つ目は,予習復習をしっかりとこなすことです(特に復習です)。「え?基本中の基本では?何言ってんねん」と思ったあなた。素晴らしい心がけだと思います。そのまま予習復習をやり続けてください。もちろん,様々なテキストを使用した学習も大事なのですが,やはりKALSに通っているのであれば、テキストを活用しないのはもったいないと思います。しかも,ある程度の範囲を網羅しているわかりやすいテキストがある上に,授業ではプロの先生方がわかりやすい解説をされているわけです。まさに鬼に金棒です。心理系大学院においては,テキストベースでの学習が基本になると思いますし,基本を確実にこなすことは大切だと思います。某何とか美少女という曲の歌詞にもあるように,『正面で見ても 横から見ても 下から見ても いい教材 で困っちゃう』というわけです。…といった冗談はさておき,テキストでの学習を行い,基礎を作ったうえで他の教材などで知識を補強していくことをオススメします。予習復習やテキストでの学習が少しおざなりになっていたかもしれないと思った方は是非,意識してやってみてくださいね。


2.時間割を決める

 2つ目は,時間割を決めることです。通学生として授業を受けている方はある程度の時間割で学習できると思いますが,オンライン生の方は自分のペースで学習することになります。各々の事情があると思いますが,通学生の方と同じような時間割やペースで学習できると良いでしょう。オンラインチュートリアルで宮川先生も言っていましたが,まとめて学習するよりも,分散学習の方が良いと解説してらっしゃいましたね?(まだ見てないよって方は是非ともアーカイブで視聴してみてくださいね)また,好きな科目はどんどんやっていけると思いますが,あまり好きではない科目は避けがちになります(かくいう私も統計については今でも苦手意識があり,受験生の時も避けがちでした…)。ですので,この曜日は基礎心理学,この曜日は心理統計学,この曜日は心理系英語,といったように時間割を決めておくことで嫌でもその科目に触れることになります。まだ6月ですので,まんべんなく学習を行い,学力の底上げを行っていくことが良いと思われます。


3.先生に質問する

 3つ目は,先生に質問することです。先生に質問することが勉強方法?と思う方もいらっしゃるとは思います。質問をすることはとても有効な学習方法であるように思います。例えば,心理学の論述問題や心理系英語の和訳など,自分で答え合わせをしてみても「大丈夫かな」や「この解答ではだめなのか」など答えが明確にあるわけではないので,これで正答できているのか心配になると思います。そういったときに,先生方に質問をすることで,答えを確認していただき,より適切な回答を教えていただくことができます。さらに,添削やアドバイスなどもいただけますね。一石二鳥どころか一石四鳥くらいありますね(先生を捕まえて質問をするのです…もしも忙しくて質問を受け付けることが難しい時には,きちんとお断りをされると思います)。直接質問するのはちょっと気が引けるという,そんな引っ込み思案のアナタに朗報です!オンライン生用の添削課題(概論:用語説明&臨床心理学論述演習)がありますね?通学生の方もどんどん提出して大丈夫です!むしろ提出しましょう!添削課題を提出することで,どれくらい知識が身についているかの確認ができますし,文章の書き方などがあっているのかなどの添削もしていただけます。せっかくの制度があるのに,活用しないのはもったいないように思います。テキストも後半に差し掛かってきたり,ある程度身についてきたかなと思った時点で良いので,提出してみてくださいね。


以上3つの勉強方法をご提案させていただきましたが,「なんかオンラインチュートリアルで宮川先生が言っていた事とほとんど被ってないか?」と思った方は,素晴らしいと思います。きちんとオンラインチュートリアルなどを視聴し,身についているという証拠だと思います。オンラインチュートリアルでは,勉強方法や研究計画書についてなど,心理系大学院受験における耳寄りな情報を発信してくださっています。さらに,リアルタイムで視聴するとライブ参加型の問題演習もあります。予想もしないところが出題されるので,「なんとなくわかるけども,こっちだった気がする」など,回答に悩む問題なども出題されます。個人が特定されることはありませんので,ぜひ参加してみてください。リアルタイムでの視聴が難しいという方は,アーカイブで配信もされていますので,息抜きに視聴されると良いと思います。



以上,心理学・心理系英語の勉強方法でした!
ここまで読んでくださり,ありがとうございました。
また,チューターによるカウンセリングも行っています。勉強方法だけでなく,何気ない話をしてくださっても良いと思います。ぜひ気軽にご活用くださいね。